加湿器で部屋が寒くなる!?意外な落とし穴と対処方法をお教えします
加湿器をつけると部屋が寒くなるのは、気化熱が温度を奪うのが原因です。
ヒーターを使用するスチーム式を除いて、加湿器は水蒸気を蒸発させて空気中の水分を増加させる仕組みです。
しかし水蒸気は霧状で気化しやすく、周囲の温度を奪って気化するので寒く感じます。
冷たい霧状の水を含む風が肌に直撃するのも、寒くなる原因の1つです。
加湿器で部屋が寒くなるのを防ぐには、湿度に合わせて電源をオン・オフする対処方法をおすすめします。
センサー付きの加湿器であれば、自動で電源を入り切りしながら稼働してくれます。
電気代の節約にもなるので、加湿器を購入するなら湿度に合わせて稼働するタイプを選びましょう。
加湿器を設置する場所も大切です。
風が直接当たらない場所を選び、暖房器具の風を潤すイメージで設置するのがおすすめです。
エアコンなどの暖房器具から、離れた場所より近くを選んで設置した方が部屋は寒くなくなります。
部屋の温度が上がると相対湿度は下がるので、暖房器具の温度設定を下げて部屋の温度を低めに保つのもポイントです。
温度設定を低くすることで、部屋の温度の上がりすぎを防ぎ、加湿器が稼働して寒くなることが避けられます。
ただ部屋が寒すぎるのは本末転倒ですから、肌寒く感じない温度を設定することが大切です。